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減らそうストレス

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ストレスが主因となる訳は

太陽の下でスポーツを楽しむことが好きだった場合でも、うつ病になれば楽しめなくなるばかりか、それをやろうという気持ちすらも消えてしまいます。やる気が起きないのは、脳内でノルアドレナリンという神経伝達物質が著しく減少しているためで、うつ病患者の多くに見られる特徴です。ノルアドレナリンは気持ちを奮い立たせる作用があり、この分泌が低下しますと、何事にも無気力になります。さらに外部への関心が低くなり、意欲や集中力も低下し、うつ病の発症原因となるのです。また、ノルアドレナリンは体の調子を整える交感神経と密接に関わっておりますので、これが不足すれば低血圧やめまいも含め、貧血状態を誘発しやすくなります。一方、抑うつになると今まで好きだったことが楽しめなくなるのは、セロトニン不足が原因です。セロトニンもノルアドレナリンと同じく重要な神経伝達物質の1つで、幸せを感じる際に欠かせない物質となっています。体内で減少すれば楽しさを感じられなくなることから、この神経伝達物質の枯渇も、うつ病の大きな原因とされているのです。それらの神経伝達物質はストレスに見舞われることで減り続けるため、ストレスがうつ病を引き起こすと言われる所以は、この点に関係しています。帰宅後に手を洗うことやうがいは、風邪の予防方法として知られていますが、うつ病も同じで、生活や考え方などを改めればある程度防げるのです。殆どのうつ病はストレスを原因に発病しますから、日々生じるストレスを取り除くことが、うつ病を跳ね返す予防策となります。現代社会では認識できるストレスから無意識下のストレスまで、非常に多くのストレスで溢れています。また、仕事で数々の業務を抱えた場合、それらを柔軟にマネージメントせねばならず、一層多くのストレスをためてしまいます。ただしヒトはストレスに対する対抗策も備えており、ノルアドレナリンの分泌などもその1つです。しかしそれは汲めども尽きぬ泉ではなく、ストレスに対して分泌を続ければ、やがて枯れます。それがうつ病の原因でもありますから、自らの神経伝達物質の残存量を意識して、無理に頑張り過ぎないのが肝心です。他人に任せられることは任せるなど、何事も自分だけで解決しようと考えないことが、うつ病にならないための秘訣になります。また、ヒトは心の内を誰かに話すだけでも胸のつっかえが取れたり、予想外にスッキリしたりするものです。そこで、どうにもままならないストレスに見舞われた時は、精神科や心療内科のクリニックを利用して、相談するのも良いでしょう。抑うつ状態になる前に、早めに原因を排除することは有効な予防方法です。