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自分の事も知ろう

ストレス社会などとも比喩される現代において、うつ病は決して珍しい疾患ではありませんが、どこか他人事のように考えている人が多いのではないでしょうか。心の弱い特別な人がかかる病気というイメージを持ってしまい、いざ自分がその立場になった時に、なかなか認めることが出来ずに症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。うつ病は誰でもかかる可能性がある疾患ですが、まじめで責任感が強い人はかかりやすいとも言われています。そのようにかかりやすい性格を持つ人ほど、ギリギリまで無理をしてしまう傾向にあるため、同僚や家族が変化に気づいてあげる必要があります。うつの症状が出ていると自覚したら、なるべく早い段階でその原因から離れる事が大切なので、原因が職場にあるのなら早めに休暇をとったり配置転換を申し出たりする必要もあります。一番大切なのは、安易な自己判断をすることなく、早めに精神科や心療内科を受診して、専門医の診断を受ける事です。その際には、自分の状況をできるだけ詳しく医師に伝えることが出来るように準備をしておくと良いでしょう。うつ状態にある患者さんは、客観的に自分の状態を見ることが難しい場合もあるので、家族も一緒に付き添って、日常の様子を話せるようにしましょう。うつ病は、まじめで責任感の強い人の方が発症しやすいと言われているように、同じようなストレスにさらされてもかかる人とかからない人がいるのも事実です。目の前の出来事をどのように感じて自分の中でどのように処理していくのかは人それぞれなので、その辺も原因になってくるでしょう。ストレスをそのまま自分の中に蓄積して表に出さないようにしてしまう事で、だんだん抱えきれなくなってしまうというパターンもあります。うつ病の大きな原因はストレスなので、日ごろからストレスをためないようにするのが一番の予防法であり、自分の中にため込まないようにするのが大切です。仕事で何か嫌なことがあった時には、抱え込まずに同僚や家族に愚痴をこぼすことも時には必要です。ほかの誰かと共有することで、自分の中にため込むストレスはずいぶん軽減することになりますし、違う視点の意見を聞くことで、視野が広がり、余分のストレスを感じにくくもなります。また、体と心のつながりから、日々の運動がうつ病の予防につながったり、治療に役立ったりするという研究も数多く発表されています。いざうつ病になってしまうと無気力の症状が出てしまうのでそうなってから体を動かすというのは難しいため、日ごろから生活に取り入れていく事が大切です。